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HARD COAT BLOG.

額縁を中心とした画材の卸問屋・日本ハードコート株式会社のスタッフ 
NaNaがアートに関するさまざまな情報を楽しくお伝えします♪
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マザッチオの絵画様式が発展
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    間があいてしまいましたが汗

    第2章の二回目は、

    マザッチオの絵画様式が発展
    「真面目な修道士画家も理論武装の数学者もルネサンス絵画に参加」

    です♪

    では、まず本の文章を載せていきます♪

    修道士の絵画

    マザッチオの遠近法や光の明暗によって表現するリアルな絵画の様式は、ルネサンス初期の画家に次々に取り込まれていきました。

    しかしその中には修道士の画家フラ・フィリッポ・リッピや、同じくサン・マルコ修道院で修道士をしていたフラ・アンジェリコもいました。
    ただし尼僧と駆け落ちするリッピとは違い、フラ・アンジェリコはとても真面目に宗教の道を歩んでいます。

    彼は昔からの宗教画を重んじたためか、最初のうちはマザッチオなどが流行させた新しい技法にはあまり興味を示しませんでした。
    それでも、徐々に作品の中には、マザッチオのような空間表現や光を巧みに使う技法などが取り入れられていくようになります。

    フラ・アンジェリコの作品は、純粋無垢な美しさを持っていると、多くの人が称えています。
    それはきっと敬虔な修道士を生涯貫いたという彼自身の性格が表現されているからなのかもしれません。

    数学者の絵画

    完璧とまでいわれる遠近法を駆使して、絵画制作に携わった画家もいました。
    ピエロ・デラ・フランチェスカそいう人です。

    実はこの人物、数学者でもあり、遠近法を数学的に研究し、著作まで発表しています。
    描いた作品も明晰という言葉が似合うものばかりでした。



    フラ・フィリッポ・リッピについて見る
    Fra Filippo Lippi(1406-1469)

    初期ルネサンスを代表するフィレンツェ派の巨匠。
    現実を感じさせる空間構成と、流麗な線描と繊細かつ豊かな色彩による人物の世俗的で甘美な表現をおこなう独自の様式を確立。
    世俗や官能と聖性を併せ持つ画家の作品は、同時代の大画家フラ・アンジェリコと同様、その後、隆盛してゆくフィレンツェ派の発展において極めて重要な役割を果たした。
    1406年にフィレンツェで肉屋の息子として生まれるも、幼い頃に両親と死別し孤児となりカルメル会修道院に引き取られる。同修道院の修道士として若年期を過ごす。

    マザッチョに絵画を学び、強く影響を受けたと推測されている(フィリッポ・リッピの弟子にはフィレンツェ派最大の画家のひとりサンドロ・ボッティチェリが控え、マザッチョとボッティチェリの接点ともなった)。

    現存する作品は約60点とされるが帰属については異論も多い。また素描も数点確認されている。

    数々のスキャンダルの中でも有名なお話↓

    1452年から長期滞在したプラートで50歳の頃に起こした修道女ルクレツィア・ブーティとの駆け落ち(自宅に連れ帰ったとされる)で、一大スキャンダルへと発展し修道院へ出入り禁止になるも、画家を高く評価していたコジモ・デ・メディチの計らいによって法王より還俗と結婚が許され、同じくフィレンツェ派を代表する画家で類稀な画才を持ったフィリッピーノ・リッピなど、2人の息子を授かった。

    リッピさん、ボッティチェリの師匠だなんて!!凄い人を育てましたね〜日の出

    作品↓

     

    受胎告知 1440年代
    アルテ・ピナコテーク(ミュンヘン)



    聖母子と天使  1465年頃
    ウフィツィ美術館(フィレンツェ)

    何か…スキャンダルを色々と起こしちゃうような方をイメージしてしまうと…いったいどんな変わった絵画を・・って思っちゃうけど(失礼マル秘)とても美しい絵ですよね嬉しい

    聞き耳を立てる「受胎告知」について
    これはnanaのちょっとした小さな知識なのですが、「受胎告知」っていう題名の絵画は色々な画家さんが描いているのですが、この絵画の意味は、天使ガブリエルが処女マリアに「あなたはイエスを身ごもりますよ」っという事をお知らせに来ている場面なんですよね。
    そして、この場面の絵にはユリの花が描かれてい事が多いそうですよ。
    白百合はマリアの処女性・純潔を意味しているのです。

    この頃の絵画って、宗教や聖書の中のお話から何かを意味するモチーフか描かれることが多いんですよね。
    例えば、ざくろの実は女性の性器だったり。(違ったカナ。。)


    フラ・アンジェリコについて見る
    Fra Angelico(1387-1455)

    イタリア、ルネサンス期の画家。
    本名はグイード・ディ・ピエトロ(Guido di Pietro)。
    フラ・アンジェリコの意味は「天使のような修道士」。その通称のとおり、人格者として名高い。
    作品は清らかで深い精神性に満ちている。

    フィレンツェ近郊のヴィッキオの出身。1387年に生まれ、1420年前後にドミニコ会の修道士になったと考えられている。フィリッポ・リッピと共にコジモ・デ・メディチのお抱え画家として活躍した。

    作品↓



    受胎告知  1430年頃
    サンタ・マリア・デレ・グラツィエ修道院



    サン・マルコ祭壇画   1438-1440年頃
    サン・マルコ美術館

    見るほらほら♪アンジェリコの「受胎告知」にも天使の後ろあたりにユリの花♪

    ピエロ・デラ・フランチェスカについて見る
    Piero della Francesca 1415/20-1492年

    15世紀中期の最大の巨匠を言われている画家。

    イタリア各地で制作しているが、生涯のかなりの部分を郷里とその周辺で過ごしている。晩年には数学の研究を深め、『算術論』『遠近法論』『五正多面体論』の3冊の著作を残している。

    代表作『キリストの洗礼』(ロンドン、ナショナル・ギャラリー)に見られる明瞭簡潔な画面構成、人物や樹木の単純明快な形態把握、明るい色彩感覚などには現代美術に一脈通じるものがある。
    『キリストの鞭打ち』では、主題であるはずの鞭うたれるキリストの姿は画面向かって左の奥に押しやられ、むしろ画面右手前にたたずむ3人の人物の方がずっと大きく表現されている。これらの服装も年齢もまちまちな3人の人物が何を表しているかについては諸説がある。ウルビーノ公夫妻を描いた、真横向きの肖像画もよく知られている。

    作品↓


    キリストの洗礼 1448-1450年頃
    ロンドン・ナショナル・ギャラリー

      

    ウルビーノ公夫妻の肖像  1472-1474年
    ウフィツィ美術館(フィレンツェ)

    パーnana、この絵は実際にウフィッツィ美術館で見ましたけどとても面白い絵でしたね〜ラッキー確かこうやって向かい合って展示してあったような記憶があります。


    次回は 

    財政面の立役者・メディチ家
    初期ルネサンスはメディチ家の支援があったフィレンツェが中心地

    ですきのこグリーン





    | 世界の名画より♪ | 14:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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