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HARD COAT BLOG.

額縁を中心とした画材の卸問屋・日本ハードコート株式会社のスタッフ 
NaNaがアートに関するさまざまな情報を楽しくお伝えします♪
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ギリシア・ローマの絵画
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    さて今回は『ギリシア・ローマの絵画』です♪

    今日のポイントは3つ♪
    ●現在、ギリシア。ローマの絵画はほとんどが失われている
    ●ギリシア美術は大きく3つに分類されている
    ●ローマ絵画で有名なのはポンペイ遺跡の壁画

    ですって♪フムフム♪

    では本の文章を載せていきます♪

    3つの時代のギリシアから先住民族の美術を継ぎローマ時代へと発展

    失われた絵画

    現存する古代ギリシアやローマの絵画は、それほど多くはありません。
    災害により消失したり、破壊されたりとさまざまな要因が重なった結果ですが、それでも絵画作品が全く無かったわけではありません。
    文献でしか残されていないのですが、ギリシアにはゼウクシスやパラシオスなど優れた画家がいたという記録が残されています。
    そのギリシア美術の歴史は、大きく3つの時代に分けられます。
    少しぎくしゃくした感じのアルカイック、自然な動きが出てくるクラシック、その動きがさらに強調されるヘレニズムです。

    2つの文化の融合

    ギリシアの後を引き継ぐローマの美術は、3つの時代を経たギリシア美術と、イタリア中部にいた古代民族が築いたエトルリア美術を合わせたようなもの。
    ローマでは、ギリシアの多くの都市から戦利品として奪ってきた美術品をそのまま模倣して彫刻などがつくられていたのです。
    そんなローマの絵画でわずかながら現存し、当時を知る上で欠かせないのが、ポンペイ遺跡の絵画です。
    火山の噴火で埋もれてしまったローマ時代の都市ポンペイ。ここは、灰に埋もれたまま1748年の発掘が始まるまで人の手が入りませんでした。そのため、保存状態のいい壁画が残されたのです。


    ゼウクシス
    紀元前5世紀末〜4世紀初頭にかけて活躍したといわれるギリシアの画家です。とても優れた才能の持ち主で、本物と見間違うほど絵がうまかったとされています。
    ゼウクシスについて伝えられる話では、彼の描いたブドウの絵に、小鳥が舞い降り、それをついばもうとしたとまで言われました。
    『神々とゼウス』『へびをつかみ殺す幼児ヘラクレス』など多数の作品を描いたと記録されていますが、いずれの作品も現存していません。

    アルカイック
    紀元前700〜480年頃。アルカイック・スマイルの語源にもなっています。本来は動かない彫刻にどうやって動きを表現しようかと考え、ほほ笑みを浮かべた表情がつけられたといいます。

    クラシック
    紀元前450〜320年頃。アルカイックのぎくしゃくした動きの表現が進歩し、より人間らしい自然な動きが現れます。デッサンなどでよくモデルにされるミュロンの『円盤投げ』はこの時代の作品です。


    ヘレニズム
    紀元前320〜30年頃。クラシックの時代で表現できた自然は動きをもとに、さらに人間的な感情を表すようになったのがこの時代です。
    怒りや悲しみなどの表現も生み出されます。有名な『ミロのヴィーナス』はこの時代の作品です。



    ポンペイ遺跡

    ナポリ近郊にあるポンペイ遺跡は、古代ローマの都市と人々の生活ぶりをほぼ完全な姿で今に伝える貴重な遺跡です。西暦79年8月24日、ナポリ湾を見下ろすベスビオ火山が大噴火すると、南東10キロに位置したポンペイの町は火山灰に埋もれてしまいました。その後、およそ1700年の時を経て始まった本格的な発掘によって、古代都市の様子がまるで時が止まったかのように出現しました。
    発掘によって現れたポンペイの町は、整然と区画され、住居はもちろん、劇場や公衆浴場、下水道まで完備されていました。人口1万人以上と推定される町には、壁画やモザイク画、市民が記した落書きなどが当時のまま残され、ローマ帝国の市民たちの贅沢で、享楽的な暮らしぶりを鮮やかに物語っています。そうした平和な日々は、ベスピオ山の大噴火によって、一瞬にして奪われてしまいます。逃げ遅れた人々は吹きつけた高熱のガスで窒息死し、その上に灰が降り積もりました。灰は硬く固まり、肉体が朽ちて空洞が残りました。研究者たちは、その空洞に石膏を流し込み、死の瞬間の姿を浮かび上がらせたのです。それは、家の中で身を寄せ合う家族、最後まで子どもに寄り添う母親、互いをかばい合うように抱き合う恋人などの姿でした。石膏の人型は、一瞬にして平和な日々を奪われたポンペイ市民の悲劇を伝えています。


    なるほど〜。
    実はnana、ポンペイ遺跡には行ったことがあるんです♪
    小学校のときだったんですけど…nanaの父、西洋古美術商をしていて、その関係で連れて行ってもらったんです!今でも鮮明に覚えてますヨ。
    そのとき、観光客の入れない今まさに発掘中という現場とかも見せてもらいました。そりゃもう感動的でしたよ。壁画やモザイクの色の美しいコト!長い年月、灰に埋もれていたのに…イヤイヤ、灰に埋もれていたからこそ?今の時代までこんなに美しく残っているんですかね?
    感動と、もちろん恐ろしさもありました。。。
    だって人間が、もがき苦しんでいるそのままの形で残っているんだもの。。
    でもローマ時代の人々が本当に優雅に生活していたのだろうという跡がたくさんあるんですよね。あの時代に、下水道って!!今の水道のようなものもあったってことでしょ?ヨーロッパの文化は進んでいたんですね〜。

    アルカイックからクラシック、ヘレニズムと、人々が芸術作品をどうやって変化させていこうか、今ではあたり前のようだけど、最初はほほ笑みを浮かべてみたり、そして悲しみの表情を付けてみたり、絵画には遠近法なども考えられてくるんですよね。よりリアルに人間を表現しようとする進化が面白いデスネ!

    次は「広がる宗教画の世界」です♪♪



    | 世界の名画より♪ | 17:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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